◆狭心症とは◆ 心臓は一生涯休むことなく働き続けており、1日に約10万回、1年で4000万回収縮と拡張を繰り返しています。 そこから送り出される血液は1分間に約5リットル、1日で7000リットルにもなります。 このように人間が生きていく上で非常に大切な臓器ですが、日々の不適切な食事や生活習慣が心臓に大きな悪影響を 及ぼしています。 現在、日本人の死因の第二位を心臓病が占めており、その多くが虚血性心疾患という名で総称される狭心症や心筋梗塞です。 この疾患は心臓に血液を供給する冠動脈が動脈硬化によって狭窄し、心筋に十分な血液が送られなくなるために起こります。 この動脈硬化には高血圧や高脂血症、糖尿病、肥満などが関わっており、虚血性心疾患は生活習慣病の最終段階といっても 過言ではありません。 虚血性心疾患の恐ろしい点は、自覚症状なく冠動脈硬化が進行し、ある日突然心臓発作に襲われて死に至る事が あるということです。仮に死を免れても、大きな後遺症が残る事もあります。 しかし、この虚血性心疾患は予防できない病気ではなく、万一発症しても早期に適切な治療を行えば克服する事も可能です。 虚血性心疾患の原因、症状、検査、治療を正しく理解し、恐ろしい心臓発作が起こらないような日常生活を心掛けていきましょう。 ◆狭心症と心筋梗塞の違い◆ 「狭心症」は酸素不足の状態が一時的に起こり、その後すぐ回復するのに対し、 「心筋梗塞」は血栓などで心臓の筋肉に血液を送っている冠状動脈が完全に閉塞し、 その先の血流が途絶えて心筋が壊死を起こしてしまいます。 また、「狭心症」の発作は体を動かさずにじっとしていれば1〜10分ほどで 胸の激痛はおさまってきますが、「心筋梗塞」の場合は胸痛が激しく長時間続き、 あぶら汗をかいたり、呼吸困難に陥ったりと、死ぬかもしれないという恐怖感を伴うことも少なくありません。 心筋梗塞は一刻も早く救急車を呼び医師の診察を受けなければ命に関わります。 そう聞くと急に襲ってくるとても恐ろしい病のような気がしますが、狭心症は生活習慣病です。 日常の生活によって、なりやすい人となりにくい人がいます。 ◆狭心症になりやすい人って?◆ 狭心症にならないためにはどうしたらよいのでしょうか? まず、病気というものはその病気になりやすい人となりにくい人がいます。 狭心症になりやすいひとはというと…
などがあげられます。 これらのひとつひとつを危険因子と言いますが、自分の持つ危険因子の数が多いほど 気をつけなければいけないということになるわけです。 特に、喫煙はこの中でも避けることのできる唯一の危険因子ですから今たばこを吸っている人は 今すぐやめる!くらいの気持ちで禁煙を心がけましょう。 |
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